脱毛の際にムダ毛処理はどうしたらいい?



 湘南美容外科クリニックの医療レーザー脱毛は1度の脱毛で完了するというものではありません。
これはどのクリニックでも同じですが、医療レーザー脱毛は5回から6回の施術が必要です。その回数をこなさない限りきれいに脱毛が完了することはありません。
そのため脱毛と脱毛の合間の期間にはどうしても自分で自己処理をしたくなることがあるのです。そんな時に悩むのが脱毛をしてしまってよいのかどうかということやどのような方法でお手入れするべきかということです。
そんな疑問を元エステティシャンの方にぶつけてみました。

脱毛の際にムダ毛処理はどうしたらいい?

1.脱毛期間中のむだ毛の処理はしてしまってよいのか?

2.各種お手入れ方法について

3.自己処理の際に注意することは

1.脱毛期間中のむだ毛の処理はしてしまってよいのか?

 脱毛期間中のむだ毛処理は行ってしまっても問題はありません。
ただし、脱毛期間中ですので次の脱毛に向けて、お肌にダメージを与えないように気を付けることが大事ですし、脱毛の施術が対象とする毛根も残しておかなければなりません。
その点に注意していればムダ毛の処理は行ってしまってかなわないです。

2.各種お手入れ方法について

 様々なお手入れ方法がありますが、代表的なお手入れ方法についてお話ししていきます。

■電気シェーバー

 電気シェーバーが最も脱毛期間中のむだ毛のお手入れには向いていると思います。
これは実は脱毛直前のお手入れにも同じことが言えるのですが、電気シェーバーはお肌に直接カミソリの刃が触れてはいるもののカミソリ負けなどが行らないようになっています。
そのためお肌の表面に出ている毛だけをお肌にダメージを与えずにお手入れができると負うことで脱毛期間中のお手入れ方法としてぴったりだといえるでしょう。

■カミソリ

 電気シェーバーが大丈夫であればカミソリも大丈夫かと思いきや実はあまりおすすめできません。
というよりも普段よりも注意しなければならない点があるということです。
それはどこかというとカミソリを動かす方向です。
カミソリは毛の生えている方向に動かしてシェービングしていく必要があります。なぜなら毛の流れに逆らって動かすとお肌の角質まで一緒に剃ってしまうからです。
毛と同じでお肌にも方向があるのです。よくやってしまう逆剃りをするのは脱毛期間中の処理としては不適切です。

■除毛ムース

 除毛ムースは広い範囲を一気に処理できる上、痛みもなくとても安全なお手入れであるように見えますが、実は目に見えないだけで非常にお肌を大きく傷つけてしまうものなのです。
というのも除毛ムースというのはアルカリ性の「薬剤」です。そのアルカリ成分が毛のタンパク質を溶かして除毛の効果となるのです。
そこで注意なのがタンパク質を溶かすという点です。お肌にも当然ですが、大量のタンパク質が含まれています。その成分のためにお肌がきれいになっていたりするのですが、そのお肌のタンパク質も除毛ムースは一緒に溶かしてしまうのです。
そのため痛みこそありませんが、非常に大きなダメージをお肌に残してしまうのです。

■毛抜き

 毛抜きは通常時であればお肌に大きなダメージもなくカミソリ負けなどもすることがなく安全ですので、ある程度おすすめできる方法ですが、埋没毛の危険性が最も高い方法であるとも言えます。
 しかも、埋没毛は医療レーザー脱毛だけでは解消もできません。
更に、医療レーザー脱毛を受けている期間にはさらにこの方法がおすすめできない理由があります。
それは医療レーザー脱毛がダメージを与える毛根がこの方法では傷ついてしまうため、医療レーザー脱毛の施術を行っても効果が表れない可能性があるのです。
そのため脱毛期間中のお手入れとしてはおすすめができません。

3.自己処理の際に注意することは

 お肌に対して保湿処理をしっかりしておくことが大事です。なぜなら乾燥したお肌ですと角質がはがれやすくなってしまいます。
そのため自己処理の際にお肌に傷がつく安くなってしまいます。
また、お肌を蒸しタオルなどで温めてから処理を行うのも同じ理由で非常に良いことだといえます。